腹話術に興味を持ってしまったので、エンターティナーの本場アメリカの動画も探してみました。ジェフ・ダンハムという人です。彼のウェブサイトもあります。
この人の腹話術は、人形に強烈なキャラクターがあり、人形の表情が細かくて、観客との間の取り方が抜群に上手いです。一つの舞台に登場する人形は、一つだけのことが多いみたいです。それだけ、人形の個性が強いです。そして、人形のセリフに間を持たせて、ほんとに人間と人形が会話をしている雰囲気に呑み込まれてしまいます。
ただし、人間と人形のコント、というか、落語のようなやり取りで、しかもブラックジョークを含んでいるみたいなので、英語が理解できて会話の内容が分からないと、充分に楽しめない感じもしました。ですので、日本語訳されている動画だけを選んでみました。まずは、頑固親父のウォルター、です。
次は、「死んだテロリストのアクメッド」です。自爆テロに失敗して死んでしまった骸骨、という設定です。これは、もうキャラクターだけで笑えます。特に、目の動きとか、表情が最高です。観客との間の取り方も素晴らしいです。途中、カバンの中からする声は前の動画のウォルター、という設定です。
アメリカの腹話術を見ると、日本のいっこく堂の特徴は、時間差の術と、歌とモノマネを腹話術に持ち込んだところにある気がしました。
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