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2011年1月17日月曜日

メジャーの日本人選手に対する評価 その2

メジャーの評価は投資効率です。投資に対して成績が上回れば「良い評価」、投資に対して成績が下回れば「悪い評価」になります。ここ数年の結果から、日本で活躍している右のリリーフ投手に対して、最初から年間数億のメジャー契約ではなく、年間数千万円のマイナー契約にしておく、という動きになっています。リスクマネジメントから考えて、当然と言えば当然の動きです。

そんな中、ロッテからFAした小林宏之投手が、「メジャー契約じゃなければ行かない」と言っているのです。他人の話なので、どうでもいいのですが、どうもその発言に違和感を感じています。どうしても「アメリカに行って、本場メジャーでやってみたい」という意気込みが感じられないのです。

今の状況で、どうしてもメジャーでやりたいのなら、昨年の高橋尚成投手のように、実績を残してマイナー契約からメジャー契約を勝ち取るしかないのです。プロのスポーツ選手は、まわりの評価で価値が決まる、ので、「一度、評価を聞いてみたかった」だけかもしれません。それなら、そうコメントしてくれていれば、何の疑問もないのですが・・・。

外からの評価は時代によって変わるので、タイミングの問題もあります。タイミング、という言い方も語弊がありますが、直前にメジャーに行った同じタイプの選手が活躍した後は、良い契約が取りやすい、というだけの話です。それは、サッカーの世界でも一緒でしょう。今は、前に行った右のリリーフ投手が評価を下げた後なので、小林宏之投手への評価を上げるとしたら、自分自身で上げるしかないのです。 --> まだまだ続く

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