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2011年5月5日木曜日

小出氏の3号機爆発に対する見解

関西のラジオ局MBS放送のたね蒔きジャーナルという番組で、ほぼ毎日、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が電話出演して、福島原発の状況について、リアルタイムな話を分かりやすく説明してくれています。

そして、番組は平日の21時からですが、その放送を録音して、毎日You Tubeにアップしてくれている方がいらっしゃいます。そのおかげで、関西圏ではない私も、その日の夜中には放送を聞く事ができます。ここ1ヶ月、平日はその放送を聞く事が日課になっています。

さて、今日の番組では、ほんとにタイムリーに、私も気になっていた、3/14の福島第1原発3号機の爆発に関して、海外の専門家は、使用済み燃料プールの核爆発だった、と見ていることに関して、小出氏の見解を話されています。おそらく、多くのリスナーが聞きたい事を聞いていただけているので、本当に有り難いです。


どうやら、日本の研究者は、使用済み燃料プールが爆発する可能性は、ないものと思われていたようです。そんな中で、半減期の短い放射性ヨウ素145が3/15に高崎で検出されていることから、使用済み燃料プールが核暴走した可能性も、あり得るかもしれない、と小出氏も思い始めているようです。

もう一歩踏み込んでいただけたら、と思ったのは、使用済み燃料プールから飛び散った燃料棒(ウラン)自体の環境への影響、3号機はMOX燃料ですし、プルトニウムが飛散した可能性とその影響について、ぜひ知りたいところです。

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