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2011年6月5日日曜日

放射線の怖さを知る欧州人、何も知らぬ日本人

下の動画は、もうかなり古いニュースになりますが、3月15日、フランス政府がエールフランス航空に臨時便を4便出させてフランス人を日本から退去させた。ドイツは、ルフトハンザ航空の成田発着を取り止めて、関空発着に切り替えた。この対応の早さは、「見えない敵」である放射能の怖さをよく知っていたからだろう。


次の動画も、フランス政府が特別チャーター便を4便用意した、というニュース。このインタビューに出てくるフランス人は、家族がとにかく心配していて、とにかく早く帰れ、と言われていると。

「お父さんは心配だから、帰って、帰って、と言った」

「旦那のお母さんから電話があって、ここ大阪なのに、地震の映像と原発の映像を見て、お母さんも妹さんも泣いてて、とりあえず戻ってきて、と」

「原発の問題は、フランス、ヨーロッパでは敏感。チェルノブイリもあったし」

人々の放射線に対する理解の深さが、この時点で違っていた、と感じます。


次の動画は、主にデンマーク大使館が東京から大阪・広島に移動していることを伝えるニュースですが、この0:27あたりのインタビューで、

「国に戻りたいです。放射線が怖いです!」

彼女の表情から、本気で怖がっているのが分かります。3月19日は、まだ余震が続いていた時期でしたが、彼女が怖がっていたのは、地震じゃなくて、放射線だったんです。


共通して言える事は、彼ら欧州人が怖がっていたのは地震ではなくて、放射線であること。おそらく、チェルノブイリを経験したからこその経験則なのでしょう。

一方、日本は広島・長崎の経験からは、ピカドンの原爆の怖さだけが伝えられていて、放射線の怖さとしては充分に伝えられていませんでした。悪い言葉で言えば、その無知さ加減が、対応の遅さ、を招いている気がします。

2011年6月2日木曜日

大衆が求める政治家はエ次元、現実の政治家はウ次元

前回記事でのドイツの原子力関係者も、日本の政治家や東電もそうですが、組織のお偉い人間はピラミッド型の三角形に支配されているので、相手(大衆)を見るわけではなく、ピラミッドの上からの意向を、さも自分の意見のように自信満々に言います。コトタマでいうと「ウ」次元の動きです。欲、金(経済)、競争原理、生存競争、を動機とした動きをします。

そもそも競争原理ですから、相手を助けるようなことはせず、組織のトップの意向に沿うロボットです。そういった血も通わない支配されたロボットだけが、昇進し、組織のトップになっていきます。残念ながら、東京大学も、東京電力も、医者も、一流と思われていた組織は、みんなその程度だということを露呈してしまいました。でも、それが事実なんです。

私たちは、義務教育で、「民主主義とは国民に主権がある」、「政治家は国民のための政治をしている」と教わります。本当に政治家がこの通りの動きをするなら、コトタマでいう「エ」次元の動きです。思いやりがあり、愛があり、本当に相手のためになることをする、真の政治家です。本来のスメラミコトの役割です。人間性を一番重視した動きです。

でも残念ながら、現在の社会では、人間性に欠けているけど命令に忠実に動ける犬やロボットが、組織のトップ、国のトップに立っているのに、一般大衆は、政治家は自分たち国民のために仕事をするもんだ、と思い込んでいるところに悲劇があると思います。加えて、日本という国も、東電ごとき組織も、自分たちだけでは何も判断出来ない、ピラミッドの中腹(もしかしたら三合目)あたりにいるんです。日本のトップ、組織のトップという事自体が幻想なのです。

最近ツィッターを見ていて思う事は、「○○は××するべき」という発言は、「こうあるべき」と洗脳された概念や理想に近づけるためには、○○は××してくれないと理屈が合わない、と言っているようなものです。例えば、政府は子供たちを避難させるべき、という考えは、政府は子供を守るものだ、と思い込んでいるから出てくる発言でしょう。そうではなくて、政府が20mSvに上げた、という行動、そして福島に悪名高い医者を派遣した行動から見れば、政府が国民のためにある組織か、もっと向こう側にあるピラミッドのためにある組織か、答えは明白な筈です。

2011年5月31日火曜日

おすすめ動画:山本太郎を見直したぞ!

Twitterやブログで話題になっていた、俳優 山本太郎さんのYou tube動画を、今日、初めて見ました。

私は日本のドラマを観ないので、山本太郎のイメージって、「ウルルン滞在記」で世界のいろいろな国に行って体当たりしてる俳優さん、っていうイメージしかなかったのです。でも、見直しました。

冒頭で、

「高濃度汚染地域、東京から山本太郎です。
超高濃度汚染地域、福島、東北にお住まいの皆さん、こんにちは。」

いきなり、かましてくれました。

「殺人行為です。皆さんこのままだと、モルモットにされるだけです。」

ここまで、はっきりと言っていたのですね。Twitterでは、この動画で「東芝日曜劇場」から降ろされた、と話題になっていましたが、ここまで発言していたのなら、納得です。

こんな事実を有名人が言ってしまったら、マスゴミに出られる筈がないです。マスゴミは、どうでも良い3S(スクリーン、スポーツ、セックス)に大衆の注意を惹き付けておいて、本当に大切な事実から大衆の注意を逸らすための機関ですから。俳優は、スクリーンの仕事さえしておけばいい、それがマスゴミのスタンスです。

「僕もこのまま汚染が続くなら、今の職業を諦めて疎開しようと思っています。」


本人はもちろん、覚悟の上だったんですね。まだ、この動画を観ていない方が居ましたら、それだけの覚悟を決めてした発言、ぜひ観てみてください。


以下、そのメッセージ全文です。

『
高濃度汚染地域、東京から山本太郎です。


超高濃度汚染地域、福島、東北にお住まいの皆さん、こんにちは。この度は東京に電力を送るために作られた、福島原発の事故、本当に申し訳ありませんでした、とそんな気持ちでいっぱいです。東京の人たちも、そう思っていると思います。

言わせてください、僕にも。福島の皆さん、東北の皆さん、できることなら、非難して下さい。最悪の状況です。世界中に例を見ない最悪な事故です。進行中です。今毎日、とんでもない濃度の、汚染物質、空から降って来ています。海に垂れ流しています。この状況で生活するのはあり得ないです。癌になるのを待ってるだけです。非難してください。

4月に引き上げられました、子供達の被爆量の基準ですか、異常です、殺人的です。1mSvから20mSvまで引き上げられました。これがどれ位異常なのか、大体の方ご存知だと思います。

チェルノブイリ事故、25年前にありました、その事故では5mSvになると国から強制移住させられました。なのに、福島の子供達は20mSvでも大丈夫らしいです。文部科学省によると。

殺人行為です。皆さん、このままだと、モルモットにされるだけです。避難したりとか、賠償だとか、本当に途方もないお金が掛かるから国は見殺しにしようとしています。それが答えです。

今、避難しなければ、5年後10年後の答え合わせの時に酷い状況になって、自分たちに降りかかることは間違いないです。この20mSVっていうのがどれ位ふざけた数なのかと言うと、放射線業務従事者、原発などで働いている人たちですね、専門的知識があって、成人です。そういう人たちでも20mSV被爆するっていうのはホンの一握り、84,000人居る人たちの中でも一握りなんです。でも福島の人たちは大丈夫だと言われています。

分かりますよね、言っている意味。その中で生活するっていうのは異常です。しかも空から降ってくる大気による汚染だけじゃないです。汚染された食料だったり、水だったり、そういうものを取り込むことによって、内部被爆します、濃縮されます。

それがどういう状況になるかってのは、チェルノブルイリなどでもう既に証明されています。ごっそりと若い世代が居ません。ある世代からある世代まで大体もう年寄りしか居ないような地域が生まれてくる訳です。がんばろう福島、ばんがろう東北、がんばろうニッポン、大いに思います、僕もそう思う。本当にみんなでがんばっていこうって。でも、がんばろうって思ったって、若い世代がすっぽり抜け落ちたそんな日本でどうやって復興していくんですか? 今出来ることは疎開することです。避難して命を繋ぐことです。

国は来年の1月までにこれを収束させると言いました。でも、ノープランです、どうやって収束するかも分かんないんです。落ち着かせるために言葉だけで言いました。そう言っている間にも、毎日大量の汚染物質が空へ海へと垂れ流し続けています。今、本当に収束するってるなら、その収束する迄の間だけでも何処かに行きませんか?

その一番汚染された状況の中で、今まで通りの生活を続けるってのはあり得ないです。未来はないです。

本当に申し訳ないんですけど、こんな事いうのは。この最悪の状況に合わせて20mに引き上げた。君たち20倍で我慢してくれよと、そういうメッセージなんです。1mSvで2500人に1人が癌。20mSvで125人に1人が癌。子供は放射線に対して5倍の感受性を持っているらしいです。ということは、25人に1人は死ぬんです。そんな中で暮らせますか? もちろん、皆さん、ご存知の情報から目を逸らして、今まで通りの生活を続けるっていうのも有りです。

それはでも、大人たちだけの話じゃないですか? これらかの世代、子供達に生きてもらわないと、親のエゴで今まで通りの生活をさせて、5年後10年後の答え合わせで病気になりましたって言ったって、誰も守ってくれないんです。誰を責めるんですか? 大人の無理心中に付き合わした結果、子供が死ぬって言う状況を受け入れられますか?  是非疎開してください。東京もやばいです。250kmです、220kmから250km、福島から。

そういう地域でも高濃度に汚染されています。チェルノブイリでは280km先の地域がむちゃくちゃ汚染されました。東京もおそらくそういう状態だと思います。僕もこのまま汚染が続くなら、今の職業を諦めて疎開しようと思っています。

未来の日本にバトンを繋ぐためにも、子供達の未来を作るためにも、今勇気を出して疎開をしてみませんか? 取り合えずその福島が、福島の原発が収束するって言われている、その見通しがつく、そこがハッキリするまでの間だけでもいいじゃないですか? 未来にバトンを繋ぐために命を繋ぎましょう。是非お願いします。

オペレーションコドモタチでは、北海道への疎開を今提案しているんですけど、そこでは4000戸受付しているらしいです。自分たちだけではちょっとと思われる方、隣近所誘い合って、北海道でまた一から新しい生活を続けられるっていうことです。しかも、就職も斡旋してもらえるらしいです。

今まで通りの生き方はできないです。3.11以降は新しい生き方を探していかなきゃダメです。そこから目を逸らすことは罪だと思います。子供達を無理心中に引き込まないで下さい。大人として、新しい日本を作るという意気込みで、子供のためにも疎開してください。宜しくお願いします。』

※ 以上、こちらのブログに記載されていた文章から、色、大きさ、は私の感覚で、変更させていただいています。

2011年5月9日月曜日

枝野はプルトニウムを怖れてた?

枝野官房長官が福島を訪れた際、南相馬市を訪れた時だけ、やたら重装備をしていた写真を見て、違和感を感じた人は多かったのではないでしょうか?



下の動画は、その疑問を基にして、南相馬市周辺は 福島第1原発の3号機の核爆発で飛び散ったプルトニウム汚染地域 になっているのではないか、という推測ビデオです。非常に良く出来た推測をしていると思います。ぜひ見てみてください。

2011年5月6日金曜日

3.11震災体験メモ3:私が得た教訓

初めての避難所生活で実感したこととして、役所や国が、人民を守る、ということはないです。あり得ないです。それは、今後も続くでしょう。震災後の政府や、東京電力や、大手マスコミの動きを見れば、明らかです。今後も、国民のためになる情報を、まともに流すことはないでしょう。

資本主義とは、人民の命よりも、国や会社の資本や利益(賠償責任を少なくすること)が優先されるシステムです。残念ながら、それが現時点での世の中なのです。ですから、とにかく、自分の身は、自分で守らなければダメです。自分の次は家族です。その次は、、、。その範囲を徐々にでも拡げて行くしかない、と私は思うのです。

そんな中、私が今回の震災で得た教訓は、地震や津波も怖いですが、もっともっと怖いのは「原子力発電所」だと、認識を改めさせられました。私は原子力発電所とは、核燃料を使った、ものすごくハイテクなものだと、ずっと思っていました。つまり、核反応そのもののエネルギーを電気に変換している、とずっと勘違いしていたのです。

まさか、原子力発電が、実は単なる蒸気機関で、水を沸騰させるためだけに、原子力を使っているとは、全く知りませんでした。まさか、水を沸騰させるためだけに、危険な核分裂をさせて、放射線を放出し続ける莫大な核廃棄物を出し続けてる、なんて、思いもしませんでした。

原子力発電所は、本当に馬鹿な代物です。仮に、福島原発の流出が止まり、日本全国のすべての原発を即刻止めたとしても、莫大な核廃棄物の危険はずっと残ったまま、なのです。核廃棄物を、どこかにしまっておけば良いだろう、見えないようにしておこう、という、その考え自体に大きな間違いがあります。ゴミは出すよりも先に、まず産み出したら、いけないのです。

まるで、一度、嘘を付いたら、ずっと嘘を付き続けなければいけない、状況と似ているように感じます。まず、嘘を付いたら、いけないのです。嘘は、隠せないのです。それと同じように、人類は、核燃料を核分裂させてはいけないのです。一度、核分裂させたら、核廃棄物を持って行く場所は地球上にはないのです。

多くの人が反対運動をしていた意味が、やっと分かりました。本当に馬鹿なものを人類はつくってしまったものです。

3.11震災体験メモ2:大地震への備え

震災直後、避難所に充分な物資も届かず、スーパーやコンビニやガソリンスタンドに在庫が無くなっても補充されない状況を見て、これはサバイバルだな、と認識を改めます。なぜなら、ガソリンや、食料品、水等、生活必需物資の不足は、私は意図的に演出されたものだと思っているからです。ものすごく、悪意のある意図が働いている、そんなことをずっと避難所で考えていました。

サバイバルとなった時に必要なもの、生きるために最低限必要と思われるものは、「水、食材、電気、燃料(ガス、灯油)、情報源(電話、ラジオ)」あたりでしょうか。そのうち、我が家で確保出来ていたのは、食材と、燃料(ガス、灯油)、電池式ラジオのみでした。

ところが、灯油は充分に買ってあっても、電気がないと石油ファンヒーターは点火出来ません。水は井戸水なのですが、ポンプの動力が電気なので、電気がないと汲み上げる事ができません。電気がないと生活出来ない生活システムは、本当に危険です。避難所で出会った方の中で、家がオール電化だと話されている方がいました。オール電化は最悪です。電気が通るまで、料理も出来ないわけですから。すべての生活システムにおいて、なるべく、電気がなくても大丈夫な仕組みづくりを考えておく必要がありそうです。

ガスは、都市ガスより、プロパンのほうが良いです。なるべく、クローズしたシステムのほうが、修復が早いからです。水も、水道より、井戸水のほうが良いです。地震から約2ヶ月経っても、水道の復旧が遅れている地域がまだありますから。電話も不通の状態が続きました。ラジオも、乾電池の本数が充分になかったので、ずっとスイッチオンにしておくほどの余裕がありません。ですので、かなりケチケチしながら、ラジオを聞いていました。

停電している間、近所でガソリンを燃料にしたポンプを持っている家があって、井戸水を分けていただき、とても助かりました。しかし、初歩的なミスですが、我が家には、水を数十リットル入れられるような容器自体がなく、せっかくのご好意を充分に受ける事が出来ませんでした。

以上、私が用意しておけば良かったな、と思う物は、電池着火式の旧式のストーブ、充分な数の乾電池、水を入れる数十リットルの容器、あたりでしょうか。

3.11震災体験メモ1:初めての避難所

まだまだ、日本全国のどこかで、大きな地震が起きる可能性が高いみたいなので、3.11震災の体験と、その結果重要と思われる事をメモしておきたい、と思います。

3.11震災直後の記憶を辿って行くと、地震直後、テレビをつけようとしても映らず、停電が起きている事を認識します。電話も通じません。3.11当日はまだ寒く、自宅には電池着火式の灯油ストーブを用意してないので、暖房器具はありません。しかも大きな余震が続いていて、物の落下が怖くて、とても安心して寝られないと思われたので、3.11の夕方、日が暮れる前に、人生で初めて避難所に向かいました。

私の中で、避難所というと、炊き出しのイメージがあったので、避難所に行けば暖かい環境が与えられ、必要な食事くらいは与えてくれるだろう、と期待して行ったのです。しかし、避難所である体育館には、数台の灯油ストーブしかなく、とても体育館全体を暖かくすることは出来ません。日本赤十字社と書かれた薄い毛布が1枚ずつ配られましたが、寒くてとても寝られる環境ではありません。

しかも、与えられる食事は、おにぎり1個、飲み物1つ、漬け物少し、です。幸い、田舎に住んでいると、家に帰れば充分なお米があったのと、ガスはプロパンだったので、地震翌日の昼間にはガスでお米を炊けたのは、非常に助かりました。とりあえず、最低限の食料は確保出来ました。

こういう災害時は、誰々が赤十字社にいくら寄付したとか、義援金が何たらとよく耳にしますが、必要な物資が、避難所に届いている実感は、全く無い、です。全く、です。避難所とは、こういうものなのだと、初めて認識しました。

2011年5月5日木曜日

小出氏の3号機爆発に対する見解

関西のラジオ局MBS放送のたね蒔きジャーナルという番組で、ほぼ毎日、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が電話出演して、福島原発の状況について、リアルタイムな話を分かりやすく説明してくれています。

そして、番組は平日の21時からですが、その放送を録音して、毎日You Tubeにアップしてくれている方がいらっしゃいます。そのおかげで、関西圏ではない私も、その日の夜中には放送を聞く事ができます。ここ1ヶ月、平日はその放送を聞く事が日課になっています。

さて、今日の番組では、ほんとにタイムリーに、私も気になっていた、3/14の福島第1原発3号機の爆発に関して、海外の専門家は、使用済み燃料プールの核爆発だった、と見ていることに関して、小出氏の見解を話されています。おそらく、多くのリスナーが聞きたい事を聞いていただけているので、本当に有り難いです。


どうやら、日本の研究者は、使用済み燃料プールが爆発する可能性は、ないものと思われていたようです。そんな中で、半減期の短い放射性ヨウ素145が3/15に高崎で検出されていることから、使用済み燃料プールが核暴走した可能性も、あり得るかもしれない、と小出氏も思い始めているようです。

もう一歩踏み込んでいただけたら、と思ったのは、使用済み燃料プールから飛び散った燃料棒(ウラン)自体の環境への影響、3号機はMOX燃料ですし、プルトニウムが飛散した可能性とその影響について、ぜひ知りたいところです。

2011年5月4日水曜日

福島第1原発3号機は使用済み燃料プールの核爆発だった!?

福島第1原発3号機の爆発に関して、海外の専門家は、使用済み燃料プールの核爆発だった、と見ているようです。

ロシアの番組での、クリストファー・バズビー教授の解説です。欧州放射能危機委員会という肩書きで紹介されています。印象的な発言を並べておきます。

「福島は、チェルノブイリに比べると、事態のコントロールができていない」
「日本政府は、人々を避難させるにも、のんびりしすぎている」
「健康へのダメージあり・なしの判断をどうするか、で多額の金が動いているのです」
「高濃度のウラニウムとプラトニウムが、ハワイやマリアナ諸島で検出されている」


次は、アメリカのスリーマイル島原発事故の際、事故調査団のメンバーだった、というアーニー・ガンダーソン氏の解説です。この方の解説も、論理的で、分かりやすい説明であるように感じます。「細かな粒子のウランがハワイと西海岸で検出されている」「フクシマの燃料棒が揮発した」等々、なかなか衝撃的な発言です。ハズビー教授との解説の違いは、3号機の格納容器・原子炉は損傷していない、と見ているところでしょうか。


次は、ロシアの番組での、アメリカの専門家アーニー・ガンダーソン氏へのインタビューです。

「チェルノブイリ、スリーマイルは、原始力時代の終わりを告げるブックエンド(終結)の片側であり、フクシマがもう片方のブックエンド(終結)でしょう」

海外は、原子力発電の時代は、完全に終わった、と見ているようです。

自民党で脱原発を唱える河野太郎氏

自民党衆議院議員の河野太郎氏が、ビデオ・ニュース・コムのゲストで出演していました。原子力発電所を推進してきた自民党内に、原発に反対している議員がいることを初めて知りました。

河野太郎氏は、「原発反対」ではなく、「核燃料サイクル反対」である、と主張しています。このあたりが、非常におもしろいです。「原発反対」と言うと「おまえ、共産党か」で片付けられてしまうが、「核燃料サイクル」と言えば日本の原子力政策の中身を聞いてもらえるからみたいです。


「ウラン燃やすのも、プルトニウム燃やすのも同じなんだから。電力を取るんだ。」[7:50]
「核燃料サイクルの意味が分かるのは、議員の1割も居ない。」[9:25]
議員は、原子力の意味が分からない、本当に馬鹿だらけな実態が暴露されています。

[11:05]あたりからの「核燃料サイクル」に関する説明は必見です。「高速増殖炉もんじゅ」は爆発の危険がつきまとうナトリウムで冷却しなければいけない、再利用出来る見込みのない危険なプルトニウムを生み出し続ける「六ヶ所村の再処理工場」、それが、福島第3原発のMOX燃料(再利用出来るプルトニウムはたった1割)に結び付いている、という流れがよく分かります。本当に、危険なリスクをおかして、まるでメリットのないバカバカしい事をやっています。本当に、日本の原発推進派の政治家は、馬鹿だらけです。

[37:40]電気料金は、電力会社が投資した金額の3%上乗せした金額になる仕組みだそうです。つまり、コストを掛ければ掛けるほど、電気料金を高く出来て、会社も儲かる。本当に、バカバカしい仕組みです。


原子力発電所を誘致している議員は、公共事業と一緒で、建設する企業の利益、それが、まわりまわって自分に入ってくる利権しか考えていないようです。日本の政治家は、日本全体を考えられるスケールの大きい政治家はいなくて、地元(自分)に利益を引き込むことしか考えていない、ということのようです。

小出裕章氏の分かりやすい解説動画

広瀬隆氏に続いて、私が注目し続けているのが、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏です。小出裕章 (京大助教) 非公式まとめのサイトでは、毎日、小出裕章氏が出演したラジオ番組、講演等の動画映像がアップされていて、非常に参考になります。

私が初めて小出裕章氏を見たのは、たしかビデオ・ニュース・コムの下記の動画だった、と思います。3/17の番組です。小出裕章氏は、いつも冷静な語り口で、初心者の私達一般人向けに、分かりやすく解説してくれています。また、「小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ」の2011年3月17日 videonews.com 電話インタビュー 小出裕章ページに、電話のやり取りが文章化されています。


続いて、翌週3/25の番組です。



続いて、4/8の番組です。メインテーマは、福島第1原発の放射線量が急激に上がった事から、再臨界の疑いがあることです。再臨界、についても、分かりやすく解説してくれています。


続いて、最近4/30の番組です。少しもブレのない、小出裕章氏の人間性が垣間見えて、興味深いです。4月30日 原子力に反対する理由 (マル激) 小出裕章ページに、会話のやり取りが文章化されています。


この動画を見て、鉄腕アトムは原子力をエネルギーとしたロボットだった、ということを初めて知りました。アトムの妹が「ウランちゃん」というのも、ふざけた漫画ですね。手塚治虫は、魂を売った、史上最低・最悪の漫画家だったんですね。きっと、手塚治虫は、鉄腕アトムを描いて、将来が保証されたんでしょうね。

3月中旬時点での広瀬隆氏の動画

震災後、我が家では2日間停電が続いたので、インターネット、テレビが使えなく、情報源は電池式ラジオからしかありませんでした。そのラジオ放送で、3.11夕方に、福島原発で何かがあった、というニュースをやっていて、これはマズい事になった、と直観的に悟ったのです。

しかし、12、13日になると、ラジオでも福島原発の出来事を伝えなくなっていきました。その事がかえって、これは福島は本格的にマズい事になっている、と私は確信するに至ったのです。

そして、たしか3.13の夕方にやっと電気が復旧し、避難所から自宅に戻り、テレビを見ても、計画停電の話ばかり。計画停電は、自分の家が何時に停電になるか直結する問題なので、見ないわけにはいかないニュースなのですが、これは故意に混乱させて、わざと重大な出来事から国民の注意を逸らす作戦だな、と思いながら、テレビを見ていました。そうしたら、案の定、この日あたりに福島は爆発していたわけです・・・。

そんなこんなで、やはりアテにならないテレビを捨てて、ネットで情報を求めて、最初に観た動画がこれです。3/17(木)時点での番組です。




続けて、3/19(土)時点での番組です。

2011年5月3日火曜日

2011.4.29 小出裕章氏、広瀬隆氏の講演動画

3.11の地震以来、あまりに突然の出来事だったので、発信する事よりも、情報を入手する事のほうに時間が割かれていたので、とてもブログを発信する気になれませんでした。

現段階で、とりあえず、個人的な情報入手は一段落ついたかと思うので、このブログはしばらくの間、私が今まで入手した情報をシェアするような場にしていこうかと考えています。

とりあえず、最新で見つけた動画のリンクです。信頼出来る情報として、2011.4.29に行われた、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏、作家の広瀬隆氏の講演の動画です。